キリスト教系新宗教「エホバの証人」信者、子どもが犠牲に?厚労省が教団関係者と面会
記事まとめ
厚生労働省は、エホバの証人教団の信者の親たちが子どもへの輸血を拒否する虐待があるとの指摘を受けて、教団関係者と面会したことを明らかにしました。
面会では、教団側は「保護者の虐待は容認していない。輸血については家族の判断が尊重されるべきだ」と説明しました。厚労省は、国が出した宗教を理由にした虐待をめぐるガイドラインの内容、教団が児童虐待を容認していないこと、輸血拒否を強制していないこと、脱会した子どもも親が養育すべきことの4点を信者に周知することを要請しました。
教団側は対応を検討すると回答しました。
エホバの証人教団内で虐待にあたる行為があったと指摘され、弁護士グループや宗教2世の当事者たちは、厚労省に情報提供をしていました。加藤勝信厚労相も、「団体としての認識や実情などについて聴くことが必要だ」と語っていました。
国は年末に公表したガイドラインで、医師が必要と判断した輸血などの医療行為を、保護者が受けさせないことは、ネグレクトや心理的虐待にあたるとの見解を示しています。
この報道は、宗教上の信念に基づく行為が、虐待につながることがあるという問題点を示しています。信仰を尊重しつつも、子どもの保護については厳正に対応する必要があると感じました。
ネットの反応まとめ
コメント欄では、エホバの証人の信仰や活動に批判的な意見が多く寄せられています。虐待や輸血拒否に関する批判的なコメントが多く、また、少子化に対する解決策としてのエホバの証人への好意的なコメントがあります。
一部のコメントは、宗教全般に対する否定的な見解を表明しています。価値観の違いから、エホバの証人を批判するコメントが目立っていると言えます。